にんにく注射、白玉注射、美肌注射
にんにく注射
にんにく注射とは、本物のにんにくが入っているのではなく、肉体の栄養補給に効果的なにんにくに多く含まれるビタミンB1 を中心とした(ビタミンB1 B2 B6 B12)ビタミン注射のことを言います。注射するとにんにくのような香りがすることからこのように呼ばれています。内服よりも遙かに速効性があります。
◆体内でエネルギーを作り出す力を高める効果があるビタミンB1を配合。高い疲労回復効果があります。
スポーツ選手、芸能人の愛用者をマスコミが取り上げて有名になりました。
効果
・疲労回復
・筋力アップ
・腰痛
・肩こり
・筋肉痛
・関節痛
・神経痛の改善
・眼精疲労
・貧血の改善
・胃腸の働きが良くなる
・にきび
・肌荒れ、口内炎の改善
【治療間隔】
特に間隔に決まりはありません。疲れた時に、必要に応じての接種で良いです。
定期的に接種される方は通常1〜2週間に1回のペースが平均的ですが、疲れが溜まっている方は1週間に2〜3回程度の接種をおすすめしています。
白玉注射(美白注射)
白玉点滴(グルタチオン)は、グルタチオンという成分を高配合した美白を目的とした注射です。グルタチオンとはグルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸を主成分としていて、肝臓などで生成される抗酸化物質のことを言います。もともとヒトの体内にもグルタチオンは存在しているのですが20歳頃をピークに加齢とともに次第に減少してきますので適切に補うことが重要です。
白玉注射・白玉点滴(グルタチオン注射・グルタチオン点滴)は、ハリウッドセレブや韓国芸能人から発信され浸透し、日本国内においても人気治療となっています。現在ビヨンセ点滴やシンデレラ注射など様々な呼び方があります。
【グルタチオンの効果】
- 美白効果
- メラニン生成抑制
- 造血機能促進ができ、貧血に効果的
- 抗アレルギー作用と肝保護作用
- 肌のシミ・くすみ・肝斑の改善
- 肝機能改善 及び 保護
- 水分保持作用による保湿効果
◆主に美白作用を期待したい方におススメの注射ですが、強力な抗酸化作用はメラニンの抑制以外にも過剰な活性酸素を抑制してくれるので細胞の老化を防ぎ、デトックス効果も期待できます。ネーミングのように白玉のような真っ白でツヤツヤな透明感の肌み導いてくれ美容・エイジングケアになります。また、抗アレルギー作用で皮膚の炎症や湿疹を抑制したり、貧血防止、肝機能の改善や保護、疲労や倦怠感の改善など、健康な身体を維持するのにも非常に有効な美容注射です。同成分の内服よりも血管にダイレクトに送り込むので効果が高い注射です。
◆当院の白玉注射はグルタチオンにビタミンCをさらに加えたより美白成分を加えた注射となっています。
アスコルビン酸がなんと1000mgも入っています。美肌、美白、抗酸化作用を求める方はおすすめです。
【治療間隔】
白玉注射は一度治療をすれば永続した効果が期待できるというわけではありません。継続した美白効果を得たい場合は最初の2カ月間は週に1~2回、その後は(メンテナンス)1カ月に2回程度の頻度で注入することをおすすめいたします。
【白玉注射の効果を実感する回数の目安】
内面からゆっくり健康体へ導いていくため早い人だと5回目くらいから、少しずつ効果を実感し始めます。感じ方には個人差がありますが、10~30回程度の注入で効果を感じられるのが一般的です。
【こんなお悩みの方にオススメ】
美白、肌の透明感、肝斑、肌のハリなど
【白玉注射の副作用】
グルタチオンはもともと体内に存在する成分で肝機能障害の治療に使われてきました。肝臓の解毒機能が低下して起こる中毒症状の解毒薬として、薬物中毒、重金属中毒、妊娠悪阻、つわり、慢性肝炎などの治療に使われています。副作用の発言は0.1%以下と、妊娠中にも使えるほど安全な薬です。
主な副作用としては注射時の血管痛ですが、頻度は低いながらも、頭痛、吐き気、下痢、じんま疹などが挙げられます。
【白玉注射を受ける方へ】
白玉注射は上記記載のように主成分がグルタチオンとなり強力な抗酸化作用とメラニン生成抑制作用によりシミやくすみの原因を断ち切りくすみのない素肌づくりとシミの予防に効果が期待できる注射になります。そのほかの効能効果ももちろんありますが、注射により今あったシミが消える、1回で美白できると思われていると注射の効果を感じることができません。
美肌注射
美肌注射に含まれるのは、ビタミンB2、B6、B12、Cです。
ビタミンB1 |
細胞活性化作用があり、新陳代謝を高め疲労回復効果がある。 |
ビタミンB2 |
脂肪や糖質の代謝を促進させる。肥満や生活習慣病の予防に効果がある。又、肌や爪や髪の健全化にも必要不可欠な成分。 |
ビタミンB6 |
免疫力をアップし肌質を改善させる効果がある。 |
ビタミンB12 |
貧血の予防と精神を安定させる効果がある。 |
ビタミンC |
抗ストレス、抗酸化、細胞代謝の促進作用により、シミ、色素沈着に効果がある。 |
【利用頻度】
症状に応じて週1~4回位で行います。
治療の流れ
①来院いただき、問診票に記入。
②初回のみ医師診察
③スタッフによる治療の頻度、説明含めたカウンセリング
④注射施行(静脈注射でゆっくり5分程度で注入していきます)
⑤施行後、お会計し帰宅となります(2回目以降診察なしで注射となる場合もあります。)
◆治療の注意点
まれに発疹や胸部の不快感、赤み、内出血などの症状が出る可能性があります。
針を刺す治療法なので、内出血が生じるリスクは否定できません。しかし、内出血が起きる可能性は低く、起きたとしても軽傷で済むケースがほとんどです。
そのほか、急速に薬剤投与すると血管の痛みや吐き気が起きる可能性も考えられます。(当院では注入は看護師がゆっくりペースを確認しながら行います。)