サブシジョン(NEW)✨
【サブシジョン(ニキビ跡、傷跡、瘢痕の改善)✨】
サブシジョンとは、ニキビ跡や傷跡でへこんでクレーター状になった皮膚の下にある固く癒着した組織を針でたち切り、クレーターの陥没した部分を解放し上に持ち上げる施術です。癒着により皮膚表面が下に引っ張られ牽引されているため、それを解除することで凹凸を減らし、なだらかにすることができます。また、針で切った組織が再生する過程で新しい組織が構築され、へこみを上に押し上げます。慢性的な炎症が続くと皮膚が線維化を起こすので、肌が硬くなり、ニキビ肌の方の皮膚が固くなるのはこのためです
さらに再癒着を防ぐために剥がした解放した部分にヒアルロン酸やジュベルックなどの注入を行うことで再癒着を防止し、予防を行います。深いクレーターや傷跡を伴うニキビ跡などではダーマペン、キュアジェット、フラクショナルの治療の前にサブシジョンを併用で行うことがおすすめです。凹みの上がる速度が変わります。
聞き慣れない単語かもしれませんが、subcisionと呼ばれ、世界中でニキビ跡の治療として20年以上行われています。
当院のサブシジョンの施術について
施術は全てDrが行います。クレーターの深さ、範囲などをみて調整しながら手技を行います。針によるサブシジョンは腫れと内出血などのダウンタイムはありますが、高い治療効果を求める方に向いている方法と言えます。
また、ニキビ跡治療や傷跡治療を考えている方に、順番としてはまずサブシジョンを行い、癒着を剥がしてから、キュアジェット、ダーマペン、フラクショナルRFなどの治療を上乗せすることで皮膚の凹凸の改善、なめらかな肌へと導く治療法です。
ただし、施術の適応や効果には個人差があるため、専門医との十分なカウンセリングを行うことが重要です。
サブシジョンの効果が期待できるニキビ跡のタイプ
• ローリング型:緩やかに陥没した広範囲の凹み。
• ボックス型:直角に陥没し、底面が平らな凹み。
• アイスピック型:深く鋭い陥没のある凹み。
特に、ローリング型のニキビ跡に対して効果が高いとされています。
サブシジョンと併用がおすすめ
サブシジョンは単独で行う方法と、サブシジョン後にヒアルロン酸やジュベルックなどの注入などを行う方法がありますが、ヒアルロン酸などを注入しないとすぐに陥凹が再発する可能性が高くなります。せっかく癒着を改善したのに再癒着してしまうのを防ぐために、サブシジョン後にヒアルロン酸、ジュベルックなどを注入する治療をおすすめしています。
「サブシジョンを行った後にヒアルロン酸を注入することで、線維芽細胞が活性化し、コラーゲンが合成され、再発が予防できる」という論文も発表され、効果的な治療として認識されています。
当院ではサブシジョンのみではなく、サブシジョン+ヒアルロン酸の治療をおすすめしています。1回の治療効果が上がるのでおすすめです。
サブシジョンと併用をお勧めする施術
ニキビ跡や傷跡などの治療ではサブシジョンで瘢痕や硬くなった組織をたち切る治療と同時に皮膚のリモデリング、を促す治療」を併用すると効果が高くなります。サブシジョンで凹みの下の線維を切っておいてからダーマペンやキュアジェットやフラクショナルなどの表面的なアプローチをしたほうが効率的です。ですので、順番としては、まずサブシジョン➡︎表面の治療という順番がおすすめです。
施術概要
施術時間 | 5分〜 |
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痛み | 局所麻酔を行いますが、軽い痛みがあります。 |
ダウンタイム | 内出血が起こることがあります。内出血は2週間程度で徐々に改善します。 |
メイク | 施術箇所は翌日から可能です。 |
注意事項 | 治療当日は、洗顔フォームの使用はお控えください。 |
副作用 | 内出血、痛み、一時的なふくらみ、赤みが出る場合があります。 |
施術頻度 | 4週間に1回の間隔で5、6回〜 受けていただくことをお勧めいたします。 |
*痛み、ダウンタイム、効果には個人差があります。
*妊娠中の方は一切の施術ができません。