メニュー

シミ・肝斑

シミとは

シミとは皮膚の色素の局所的な増量のことです。(母斑と悪性疾患は除外)シミの本質は皮膚の局所的な色素の増量であり、言い換えれば皮膚の色調の濃淡の程度こそがシミの重症度であり、シミ治療の最終ゴール、目的は皮膚の色を均一にすることの意味であるということもできます。

シミはいくつかの異なる疾患の組み合わせで構成されていることが多いです。同じ1人の人のシミを見た場合でもいくつかの疾患の組み合わせによるシミの構成になっていることが多く、見た目同じようなシミでもそれぞれ1つ1つ治療方法が異なります。ですので、このシミはこの疾患、このシミはこの疾患とそれぞれきちんと診断し治療を行っていく必要があります。

一口にシミといってもとても複雑で何種類かのシミが重なっている方の場合、多くの臨床経験を積んだベテランの皮膚科医であっても明確にシミの種類の判断が難しいことも多いです。当院では人間の目の診断だけでなく、第3の多角的診断データを得て的確な診断を行うために、三重県で初めてNEOVOIR Ⅰという肌診断機を導入いたしました。これにより種類の光を元にシミの分布、色調、治療による継時的な変化など正確に行うための大きな補助となります。

シミの分類

1、ADM(後天性真皮メラノサイト−シス)

太田母斑と同一疾患と考えるか否かは難しい疾患と言われていますが、後天性真皮メラノサイト−シス、遅発性両側性太田母斑様色素斑と称され、太田母斑とは区別して治療していくことが多いです。発症は10歳代後半多くは20歳代に左右両側性頬(額外側や鼻翼など)に生じてきます。太田母斑と異なり思春期以前に発症することはほとんどありません。肝斑との鑑別が非常に難しい疾患ですが、ADMは色調がやや灰白色っぽい、形状が異なる(頬は点状のことが多い)、病状の継時的変化が少ないなどの臨床症状で鑑別していきます。ただ、混在することが多く、診断には時間と経過も必要になります。とても判断が難しいシミの1種です。

2、SK(老人性色素斑、脂漏性角化症)

老人性色素斑は加齢に加えて慢性の紫外線暴露などの様々な刺激が要因と言われています。その中でも永年の紫外線暴露が原因と言われています。表皮のケラチノサイトの異常とメラノサイトの増殖、機能の亢進、メラニンの過剰産生により生じます。発症メカニズムは複雑で表皮のみでなく真皮など複雑なネットワークにより発症されます。

老人性色素斑は顔面のシミの中でも最もありふれたもので、不定形の色素斑で、大きさも様々です。ゆっくり拡大する傾向があり色調もだんだん濃くなることが多いです。顔面のどこにでも生じますが正面より側面に発症することがやや多いです。通常は平坦ですがやや盛り上がってくると脂漏性角化症となる場合もあります。自覚症状はないことが多いです。

3、そばかす(雀卵斑)

雀卵斑は学童期から発症し、最初は鼻部から頬中央部を主に徐々に外側に広がっていきます。遺伝性がある疾患です。表面平坦な1〜4㎜程度の類円型褐色斑が顔面に不規則に多発する疾患です。思春期に増悪し老年期に軽快することが多いです。顔の側面や毛髪の生え際にはあまり現れません。色白の乾燥気味の肌の人に多く、紫外線・妊娠により増悪します。長期的に治療により軽快するが再発が多い疾患です。

4、肝斑

肝斑は成人以降左右の頬に発症する褐色・びまん性の色素斑です。眼窩下縁を上限に正常皮膚との境界明瞭に生じることが多いです。額や鼻の下、口唇に現れることもあります。また、ほとんどが女性であり閉経後5~10年で自然軽快することが多いです。夏期や不適切なスキンケア、女性ホルモンのバランスの崩れなどで悪化します。症状は少し濃くなったり薄くなったりします。

この疾患には様々な意見がありますが、日焼け、乾燥、ストレス、女性ホルモン、摩擦は悪化要因となります。(根本的な原因ではありません)しかし例外もあり、様々な要因が複雑に絡みあって症状を形成しているため、その原因を1つ1つ取り去ること、丁寧な問診や症状の継時的変化を見ていくことが重要になってきます。

5、PIH(炎症後色素沈着)

炎症後色素沈着(PIH)とは皮膚に関して何らかの炎症が生じた結果としてメラニンの沈着が生じている状態です。原因は様々あり、レーザー治療自体がその原因となることもあれば擦過傷や熱傷、などが原因となることも多いです。ニキビのざ瘡後瘢痕に伴って起こることもあります。

皮膚は熱傷や損傷が加えられると真皮の部分的損傷であれば大体2週間程度で自然に上皮化し瘢痕は残しません。しかし、その損傷の程度や治療過程の炎症の程度により皮膚に色素沈着を残すことがあります。PIHの持続期間は個人差やダメージの程度で差は大きいですが顔面が最も短く下腿が最も長いと言われています。(顔面では3〜6ヶ月の経過で治ることが一般的ですが、下腿は1年以上かかることもあります。また長いものでは3〜4年かかることもあります。)

治療の手順

  1. カウンセリング
    問診票にご記入いただいた情報をもとに医師が診察を行います。また肌診断機による診断を行う場合があります。その上で、皮膚の状態、肌にトラブルがないかを確認し、カウンセリングで詳しく患者さんのご要望などをお伺いし、治療(流れ、費用、コースなど)のご案内をさせていただきます。施術を希望される場合、日時を予約をしていただきます。
  2. 施術
    症状に応じて最適な施術を行います。
  3. アフターフォロー
    以後のホームケアのアドバイスと、次回治療予約を行い終了となります。
  4. いつでもご質問をお受けいたしますのでお気軽にご相談ください。
 

治療法

◆IPL(ヴィーナスフォトIPL)

最新型のIPL治療器で、高出力の照射が可能、強力な冷却装置が付いていますので火傷の心配も少なく、高い治療効果を期待できます。次世代のIPL治療器です。顔全体に素早く照射する事ができ、今までの機器と比べて美白効果が高い、痛みの少ない機械と言われています。ダウンタイムはほとんどなく安全に治療を行う事ができます。詳しくはこちら

◆レーザーフェイシャル

ロングパルスアレキサンドライトレーザーは、メラニン色素や黒~茶色に選択的に吸収されやすいという特徴を活かし、表在性の色素性疾患(シミ・そばかす・くすみ等)などが治療の適応です。ロングパルスアレキサンドライトレーザーは、表皮層ではメラニン色素に反応し、繰り返し照射することにより、シミやそばかすを徐々に薄くしていきます。こちらも痛みもダウンタイムもほぼありません。

当院オリジナル限定化粧品

当院では小西皮ふ科オリジナルでクリニック限定化粧品を扱っています。シミ、シワに対しては高濃度ビタミンCローション、美白美容クリーム、ハイドロキノン、トレチノインなどクリニックでしか扱えないものにヒアルロン酸やアスコルビン酸などプラスして効果を高め、患者様が毎日使用していただけるものを作成しています。

ビタミンC内服

当院では一般的な皮膚科・美容皮膚科で取り扱っている内服ビタミンC製剤ではなくビタミンCの含有量・質にこだわったものを採用しています。内服されているビタミンCの中で本当にビタミンC(アスコルビン酸)の含有量をみなさん確認されて内服していますか?吸収率・質・含有量・飲みやすさ・効果を色々検討し、1包にエイジングケアに必要とされている3000mg配合されているものを選んでいます。毎日内服するものですので効果の高いものをお試しください。一般的なビタミンC製剤もご用意しています。

◆ゼオスキンヘルス

ゼオスキンヘルスを用いてセラピューティックプログラムやメンテナンスプログラム、デイリースキンプログラムなど様々なお肌の状態に合わせて治療を開始していきます。

◆ハイドロキノン外用

ハイドロキノン外用によりメラニンの生成予防を行います。使用する薬剤の濃度や頻度、ハイドロキノンアレルギーなど使用上注意点がありますので、使用にあたり1度診察を受けてください。

◆白玉注射(グルタチオン)

詳しくはこちら

◆美白注射(ビタミンC)

詳しくはこちら

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME