胎児と成人
[2023.01.08]
胎児の際に児の頭の内部はCTやMRIを使わなくても簡単にエコーで見ることができます。小脳虫部や透明中隔は産婦人科医が確認する部位です。
さて、この透明中隔が形成する腔があるのですが、これが大人になっても残存している人がおり透明中隔腔(前部)、モンロー孔を超えるとverga腔(後部)と呼ばれるそうです。透明中隔は生後3-6ヶ月で閉じ、一般的にはverga腔は生後すでに閉じていることが多いそうです。まったく生活する上では問題ないのですが、慢性頭痛の原因になることがあるようです。
あるスポーツ選手になることはできません。
そのスポーツとは・・・ボクシングです。
おそらく水頭症の原因になるかもしれないとのことでしょう。