こんばんは。Dr。Yです。

本日マルホ製薬から原発性腋窩多汗症の新しい治療薬　ラピフォートワイプ®が発売されました。

この薬は９歳以上でエビデンスが発表されており、保険適応の薬になります。

今まではエクロックゲル®というアプリケータを用いて腋窩に塗るゲルの薬が保険適応になっていましたが、今回ワイプ剤として新たな形状の薬剤が発売されました。

だんだん汗をかく季節になってきました。

原発性腋窩多汗症とは、『明らかな原因がないにもかかわらず、日常生活で困るほど過剰に脇汗がでる病気です。 およそ20人に1人がかかる、決して珍しくない病気です。』

日常生活で服にしみ出るくらい汗がきになる、日常生活で程度の差はあれば苦痛に感じることが多いなど症状がある方はぜひご相談ください。毎日の使用を継続することで、脇汗の量が減り、脇汗による日常生活の困りごとを減らすことが期待できます。

当院でもエクロックゲルを処方させていただき、効果を実感されずっと使い続けている方も見えますが、この度新たにワイプ剤の処方が可能になり、患者様の選択肢が増えることになります。詳しくはホームページの多汗症にも少し記載してあるのでご参考にしてください。

男性の方も女性の方もお子様も、もし治療につき相談希望の場合、お気軽にお声掛けくださいね。

当院は皮膚科ですので、デリケートなお悩みも相談可能です。