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患者さんの治したいという気持ち(アトピー性皮膚炎)

[2022.10.28]

皆様こんばんは。最近当院にアトピー性皮膚炎の治療で抗体療法(注射)の治療を希望して来院される方が増えてきました。

抗体療法とは今までの既存の外用薬・内服薬につづく新しい治療方法です。アトピー性皮膚炎だけではなく、尋常性乾癬や関節リウマチなど多くの分野で導入が始まっている治療方法です。決まった頻度で注射をおこなっていく必要がありますが、既存の治療で改善が難しい症例などかゆみや見た目の皮膚症状、痒みを忘れて眠ることができるなどQOLの改善がとても見込める治療方法になります。

もちろんどんな治療方法にも副作用や気をつける点、自分が思っていたほど改善が思わしくないなどありますが、アトピー性皮膚炎の患者様では、小さい時から痒みに悩まされている方が多く、お子様をお持ちのお父さん、お母さんは子供さんが痒くて起きてくるのを寝かしつけることがとても大変な苦労をされている方が多いと思います。本人も痒くて睡眠不足になっていたり、掻いている事で皮膚に色がついてきてしまったりと辛い思いをされている方もとても多くいらっしゃいます。

新しい治療法ですが、外国ではだいぶ前から使用されている薬もあり、症例数も多く、患者様には導入しやすい薬もありますので、一度詳しい話を聞きたい方は診察時にご相談ください。

先日も当院に他県から抗体治療の希望があり来院され、導入することが決まった方が見えました。近くに抗体治療をしているクリニックがなく、2週間ごとにでも2時間半かけて来院してくださるとのことでした。少しでも症状の改善に当院が協力することができるのであれば、頑張ってお答えできるよう努めなければと、思っています。

みなさまいつでもご相談くださいね。

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