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認められなくても正しいこと

[2023.01.28]

ゴンタです。

センメルヴェイス イグナッツについて

ウィルヒョウといえば非常に優秀な医者で、病理学の父といっても過言ではない。しかし、センメルヴェイス イグナーツの偉業を否定したことはご存知でしょうか

センメルヴェイス イグナッツは第一病院と第二病院で産褥熱で亡くなる産褥婦の数に差があることを知っておりました。第一病院は医師が、第二病院は助産師が担当していました。第一病院が13%、第二病院が2%の産褥熱死亡でした。友人が死体を解剖した時に使用したメスで誤って自分の手を切った際に産褥熱と似た症状で死亡し、解剖でも同様の所見が得られました。そこで、観察すると死体を触った手で、第一病院では妊婦を診察していることに気づきました。何らかの死体についたものが原因かもしれないと手洗いとさらし粉(次亜塩素酸Ca)での消毒という概念を初めて導入した偉大な人です。当時は病気はすべて内なるものからなると外から何か入ってくるなんていう概念もなくそして医者というのは聖職者だからおてては綺麗なはずと当時はこのウィルヒョウですら否定したのです。

そして彼は世間に認められることもなく非業の死を迎えます。

その後、ルイパスツールやロベルト コッホによって本当にその後10数年で微生物(細菌など)が病気の原因だよと

世に知らしめたわけです。パスツールは光学異性体の発見、殺菌法、予防接種まで一人でノーベル賞級を3つほど成し遂げた偉人でもあります。

さてさてその後、リスター鉗子、リステリン、細菌のリステリアの由来となるリスター先生

外科医だったのですが当時は術後の感染症、手術熱と呼ばれるものにイグナッツさんとパスツールさんコッホさん皆さんの話をまとめますと、後の創傷の化膿は細菌による汚染であるのでは(頭の上に豆電球が光ったかどうかさておき)と思い立ったわけです。さて止血法については今でもとりあえず圧迫する方法これはみなさんができますね。一方、縫い込むという血管結紮法、ケリーなどで挟んで結紮したります。で、リスターさんは後者を推し進めてたらしく当時は圧迫が主流だったわけでのでリスターさんに反対する人も多かったとか。でもリスターさんはフェノールの消毒、さらに動物の腸を使った吸収糸も開発し1902年にはエドワード7世が59歳で戴冠式(映画にもしたみたい)で虫垂炎にかかった際はその弟子が手術して当時でも死亡率の高かった手術を成功させると長い歴史があるようです。

では次にジムノペディ(病院でよく流れてます)、グノシエンヌ(その男凶暴につきで流れてます)を作曲した

エリック サティについてです。彼は指導教授に才能がないとパリ音楽院を除籍になっております。

こんなに素晴らしい曲を残したのに。。。

世の中には地位を利用して圧力をかけてくる人間がいます。もちろん倫理的に犯罪的に問題のある行為はいけませんが

あなたが正しいと思うならそれはきっと正しいことかと思います。エリック サティもセンメルヴェイス イグナッツきっとどこかで自分を信じて生きてきたのかもしません。

ただなんでもかんでもこれが自分が正しい!!!というとただの頑固者になってしまうので・・・・

疲れた時は休んでもいいと思います。お疲れ様です。

 

 

 

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