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脱毛の原理

毛の構造

人の毛は毛乳頭で作られ上へと押し出されながら成熟し1本の毛となります。毛を作る部分は毛包と言います。毛を引き抜いても毛包が生きていればまた毛は作られます。毛包部分が毛を作る生産工場です。頭髪などの毛の濃い部分では一つの毛穴から複数本の毛が生えることもあります。その複数の毛をまとめて毛包単位と呼びます。

毛周期

毛には毛周期があります。

・休止期:毛を産生しないで止まっている状態です。

・成長期:毛をどんどん生産している時期です。

・退行期:毛の生産が止まりだんだん休止期に移行する時期

毛周期(ヘアサイクル)とは

毛の生えている部分によって休止期と成長期の期間は異なっています。成長期の長い頭髪やヒゲは長く伸ばすことができますが成長期の短い毛は長く伸びることはありません。休止期が短いということは脱毛において反応する毛が少ないということになるので脱毛するのに回数がかかるということです。

レーザー脱毛の仕組み

当院で採用している脱毛機器はレーザー光による脱毛です。レーザーが毛に当たるとどうなるのでしょうか?

毛は黒いので光が当たると光を吸収して熱を発生します。光のエネルギーが熱エネルギーに変換したということです。白髪などの黒くない毛は色素がないので光が吸収されず熱が発生しません。ですので基本的に白髪はレーザーでは脱毛できないことになります。

毛というのは毛の周囲にある毛を作る細胞(毛に隣接している毛乳頭や立毛筋付着部周囲バルジ領域の幹細胞など)によって作られています。ですので毛包内の幹細胞などへの熱変性をレーザー光で行うことが重要です。しかし、その部分以外の皮膚にはダメージを与えないように工夫することが大切であり、考え出されたのが”選択的高熱分解(selective photothermolysis:SP)”理論です。

この選択性を高めるようそれぞれの脱毛機に種類や設定などを工夫するものが出てきています。当院で採用しているのは厚生労働省認証、米国FDA認証のレーザー機器で、アレクサンドライトレーザー、YAGレーザの2波長が出る機器です。また米国のCYNOSURE製であり、CYNOSUREはレーザー機器では海外でも含めて世界1の会社ですので、安心・安全な脱毛機であり、もちろんクリニックでしか取り扱えない機器になっています。

 

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