ホクロやイボの切除などに適しています。ラジオ波メスはホクロやイボを焼いて切除しますが、当院では傷が残りにくく出血も少なくできる高周波ラジオ波メスを取り入れています。周囲の組織へのダメージを抑えながら短時間での手術が可能です。いわゆる老人性のイボと呼ばれる脂漏性角化症やスキンタッグ、軟性線維腫、毛細血管拡張性肉芽腫などの除去に向いています。

ellman社の高周波ラジオ波メスを採用しています。

当院のラジオ波メス「サージトロン」を使うメリット

現在、形成外科・皮膚科・外科などで最も良く用いられている一般的な電気メスは主に500KHｚの周波数を用いており、電気の力で切開や止血を行っています。しかし切開の時に大きな抵抗が生まれるため、炭化（皮膚が黒くなること）によって周囲の正常な皮膚がかなりダメージを受けてしまいます。

当院で使用している高周波ラジオ波メスは、電気メスよりもはるかに高い周波数を用いる事で、必要な部分にのみ高いエネルギーを加えることが出来るため、過剰な発熱や熱による変性を少なく、皮膚の正常組織の炭化による組織損傷を最小限に抑えることが出来ます。

また、皮膚科・美容皮膚科でよく使用されるCO2レーザーなどの場合、その強力なエネルギーによりこちらも周囲の正常組織が破壊され、損傷されますが、高周波ラジオ波メスのエネルギーは周囲への損傷がとても少なく、しかも水分子のみに作用するため、止血をしながら凝固を行うことが可能になります。このラジオ波メスを用いることでさらに出血を最小限に抑えることが可能になります。

以上の理由より傷跡をより綺麗に治療するために、当院では黒子、脂漏性角化症、脂腺増殖症、軟性線維腫など特に顔、首の腫瘍除去に際し高周波ラジオ波メスを採用することがあります。

❇︎診察後腫瘍の性状、大きさ、場所など総合的に判断し適した施術方法をご提案させていただきます。